働く環境と
社風を知る

社長にアレコレ聞いてみた
ここでは、社長が会社のことや学生・若手社員について、さらには自身についてなど、さまざまな質問に答えています。
みなさんの知りたいことが、きっと見つかるかもしれません。
Q.NTTデータフロンティアの好きなところは何ですか?

A. 2つあります。ひとつは風通しの良さです。社長が何か意見を言ったら、ふつうは「わかりました」と答えてしまうかもしれませんが、NTTデータフロンティアの社員は、平気で言い返してくる(笑)。「私はこう考えています」と。互いに言いたいことを言い合えるのは、風通しの良さの証だと思います。もうひとつは、「会社が好き」という社員が多いこと。社長に就任してからしばらくは、「この会社のことどう思いますか?」「いい会社ですよね?」とよく質問されました。これも今までにない経験でした。
Q.社長から見た、NTTデータフロンティアの強みを教えてください。

A.社員一人ひとりの開発する力、いわゆる現場力と、これを支えるチームワークが強みだと思います。NTTデータフロンティアのプロジェクトは、私が見ても高難度のものばかり。それに対して、個々が専門性や得意技を持ち寄り、チーム一丸となって臨むからこそ乗り越えられる。そうやってきっちり結果を残すところに頼もしさを感じています。
Q.NTTデータフロンティアの社員の雰囲気を一言で表すと?

A.「和」ですね。これには2つの意味があります。ひとつは、チームワークという意味での「和」。もうひとつは、エゴを出さず仲間を立てる、日本文化的な意味合いでの「和」。個よりチームを考えて行動する社員が多い印象です。
Q.会社の未来像や、ビジョンを教えてください。

A.技術力と開発力をもっと伸ばしたいと考えています。技術革新や社会の変化がものすごく早いので、もし現状に満足しようものなら、すぐ時代に取り残されてしまうでしょう。新しい技術や仕事のプロセスを今まで以上に積極的に取り入れ、社会とお客様に価値を提供しつづけられる会社を目指します。
Q.10年後のNTTデータフロンティアは、どんな会社になっていると思いますか?

A.グループ内で一番、技術力と開発力を保有する会社になっていたいと思います。そのために現在、力を入れているのが採用活動。人財への投資と技術への投資が会社の成長のために最も重要だと考えているからです。学歴も、専攻分野も、新卒か中途かも問わず、多様な人材を積極的に迎え入れます。またシステム開発においては、必要に応じて外部委託を活用しつつも、「技術の核心部分」については内製にこだわり、一人ひとりの技術力向上につなげていきたいと考えています。
Q.どんなタイプの学生を仲間に迎えたいですか?

A.チームワークを大切にする会社なので、まずは相手を理解し、共感できる方を求めます。そのうえで、意見を自ら発信し、自律的に行動する姿勢も備えていると嬉しい。相手に合わせる関係ではなく、互いに言い合える関係こそが、チームワークの本質だと捉えているからです。
Q.どんなことを心がけて仕事をしてほしいですか?

A.常に自分自身をアップデートしつづけることに尽きます。社会人生活に慣れてくると、知らず知らずのうちに、スキル面や人間関係に関するアップデートが疎かになっていきます。意識的に取り組まないと、成長が鈍化してしまうんです。私自身、新しいテクノロジーを日々インプットするようにしていますし、英語の勉強などにも取り組んでいます。人との新たな出会いを増やす努力もしています。とはいえ、私も若い頃は十分にアップデートできていたわけではないので、あまり大きなことは言えませんが・・・(笑)。
Q.就職活動中の学生には、どんなことを大切にして企業と接触してほしいですか?

A.意識してほしいのは、「企業が自分に何を与えてくれるか」ではなく、「自分が輝くことで、社会にどんな価値を提供できるか」という視点を持つこと。もちろん、給与や福利厚生も大事です。でも、与えてもらう喜びより、価値提供する喜びのほうがずっと大事だと私は思います。
Q.若手社員に期待していることは何ですか?

A.とにかく仕事を楽しんでほしいですね。楽しいと感じているときの仕事のアウトプットは圧倒的です。気持ちが乗らないときとは比較にもなりません。だから、社員にはよく「楽しく仕事してますか?」と投げかけています。
Q.これまでの経歴について教えてください。

A.1992年に新卒でNTTデータに入社しました。システムエンジニアとしてキャリアをスタートし、金融分野を中心にさまざまなプロジェクトを経験。30年余りにわたって、同社の成長に尽力してきました。NTTデータフロンティアに来たのは、2024年の社長就任と同時です。
Q.社長就任が決まったときは、どんな心境でしたか?

A.青天の霹靂でした。それまで、NTTデータフロンティアとの接点はほぼなかったので、そんなまさかという思いでしたね。私も驚きましたが、社員たちも驚いたと思います(笑)。
Q.社長としてチャレンジしたいことは何ですか?

A.ブランディングです。現状、「NTTデータフロンティアって良い会社だよね」と思っているのは、私を含め社内のメンバーくらい。今後は、その魅力を社員の家族や社外の方々にも発信していきたいですね。実際に「良い会社」であることは間違いないので。
Q.これまでのキャリアで、一番達成感のあったお仕事はなんですか?

A.NTTデータにいた頃に担当した、地方銀行13行のシステムを共同化するプロジェクトです。つくるのに5年がかりで、ものすごく苦労しただけに、リリースしたときは嬉しかったです。でも、それにも勝る喜びは、20年以上ずっと稼働しつづけていることです。しかも現在、全国の地方銀行の半数でこの共同化システムが使われています。日本のインフラを支えているんだという達成感と誇らしさが、今も胸のうちにあります。
Q.初めて社会人になったとき、どんな不安を感じていましたか?

A.同期に情報系学科出身者が多いなか、なんの専門知識も持っていなかったので、この先やっていけるのか不安でした。でも、そんな不安は杞憂に終わりました。IT業界では、勉強したことがどんどん過去のものになっていくから、常にアップデートしつづけなければならない。気づいたら、周囲との知識量の差は埋まり、不安も消えていました。
Q.学生時代の自分に向けてアドバイスをするなら、どんな言葉をかけますか?

A.「学生のうちにしかできないことに全力を尽くせ」と言いたいですかね。例えば、人間関係を広げることはこの歳になってもできますが、学生時代にしか広げられない人間関係もあります。勉強は今でもできますが、大学時代のように勉強に専念できる時間や環境は、やはり特別です。「人見知りとか言ってないで、もっと積極的に人と関われ」「もっと真面目に勉強しとけ」と当時の自分に言いたいですね。
Q.趣味は何ですか?

A.オートバイと釣りです。オートバイに関しては山を走るのが好きで、ふだんは伊豆や箱根へ、長期休暇中は信州や九州まで足を伸ばしています。釣りに関しては海釣りが好きです。海が変わると、釣れる魚も釣れる量も変わってくるのが面白くて、全国各地を巡っています。一番のお気に入りは、マグロや巨大アジが釣れる沖縄の海です。オートバイも釣りも、NTTデータ時代の仲間と行くことが多いですね。